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小春日和〜小春さん無節操日記

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2012-08-22 [水] 連休中は主に家のこととか

Last Update: 2012-08-22 19:38:28

_ [各種工作] 台所の床下収納庫を交換

お盆休みの間は旅行とかも特には行かず、高校のクラブのOB会とか昔の職場の人とBBQとかそんなのばかりでしたが、一番大きなイベントが家の台所の床下収納庫を交換したことですか。

ウチのマンションも築30年近くなってあちこちリフォームしながら住んでますが、しばらく前から台所の床下収納のフタが傷んできて、乗ると軋むようになってたのですね。

補強材が裏に通してあるとは言え芯材は12mmぐらいのベニヤ板なので、水気を吸って傷んでくるとそのうち踏み抜きそうで。ばらして芯材交換して組み直すのもすごく面倒だし、枠や中の収納庫自体かなり傷んでいたので、この際思い切って丸ごと交換することに。

工務店に頼むと恐らく5万以上するでしょうが、楽天で探したらフタの加工が必要無い表面シート貼り完成品のモノを発見。


フタと中の収納庫合わせて約1万6千円。フタは全部樹脂製で丈夫そうだし、納める穴のサイズはだいたいどのメーカーのも同じなのでこれが使えるだろうと思って連休前に入手しておいたのですが…

台所の床はコンクリートの上に床梁があるものと勝手に思い込んでてそこに固定すれば良いと思ってたら、いざ前の床下収納庫をバラして外してみたらなんとコンクリートベタで打ってあるところに四角く穴が開いてるし。マンション1階の床ってコンクリートの上に直にクッションフロア貼ってあるんですね。知らなんだ。

コンクリの穴の壁は前の薄いフタの部分だけ寸法出してあって中は結構いい加減な仕上げ。薄いフタの枠を受ける金具がコンクリに付けてあるというつぶしの利かない構造。これでは枠が厚めの新しいフタが付かない…

結局どうしようもないので近くのコーナンでグラインダーとダイヤモンドカッターと平タガネを購入。穴の周囲を床面から100mmぐらい、出っ張っているところを新しい枠が収まるように全部削って、枠の固定はプラグレスアンカーでコンクリに直接固定しました。養生が上手く出来ないので辺り一面真っ白になるとかありましたがなんとか設置完了w
新しい床下収納のフタ

クッションフロアの模様が無い分多少浮いてますが、フタは前のより格段にしっかりしていて腐る心配も無いので一安心です。

かかったお金は後から買った工具類合わせても2万5千円ほど。飛んだ粉の掃除の工数入れるとトントンかなあw

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2012-08-28 [火] 今回の京都は史跡巡りと妖怪電車

Last Update: 2012-08-31 07:30:28

_ [][カメラ・写真] 8/25土曜日は京都で平安京の史跡巡りと妖怪電車

先月末に引き続き8月の最後の土日も京都に行ってきました。

今回のお目当ての1つは平安京の遺跡巡り。

平安京が現在の京都になって街の作りや通りの名前にその痕跡が残っており、特に東西の通りの三条四条五条などがそのまま平安京の大通りから来ているのは誰でも知っている事かと思います。

では大内裏や南北のメインストリート朱雀大路は現在のどのあたりかと聞かれると、答えられる人は地元の方でもないと少ないのではないでしょうか?

自分も漠然と、朱雀大路は今のメインストリートである烏丸通か堀川通あたりかなと思い込んでいたのですが、となると朱雀大路の東にあるべきはずの東寺の位置関係がおかしい。いやそれ以前に対になるはずの西寺はどこ行った?という疑問が沸いて、調べ出したらなかなか面白くて、今回現地を見てくることにしました。

河原町の宿に大荷物預けて烏丸三条の着物屋さんで用事済ませた後、お昼にとりそぼろにく氏と合流して四条烏丸の天天有でラーメン食べてから地下鉄で九条へ。まずは平安時代から残る数少ない場所の一つ、東寺に行きました。

さすがに平安時代から残っている建物はありませんが、弘法大師が広く信仰を集めたお寺は規模や伽藍の配置はそのままに現在に見事に残されています。

そして東寺から西にバス停1つ行ったところにある羅城門跡へ。

羅城門は芥川龍之介の小説「羅生門」で有名ですが、朱雀大路の一番南の端にあった大きな門です。今昔物語集の頃には既に荒れ果てていましたが今はどうなっているのか…

バス停の近く、九条通の北側に「羅城門跡」と矢印を書いた石柱が。その方向に進むと…

小さな児童公園の中に石碑だけがひっそりと。説明の看板によると発掘調査でも遺構すら見つかっていないとか。かなり早い段階で荒れ果てていたのでしょう。

そして羅城門がここということは朱雀大路はここから北に延びていたと言うこと。地図でこの場所の北を見ると…

そこにあるのは烏丸でも堀川でもなく千本通。平安京の中心は思ってたよりかなり西寄りにあったのでした。今の千本通はとてもメインストリートとは言えませんが、平安京ではそこに幅84mの広大な朱雀大路が通っていたのです。

そして更にバス停1つ西へ移動して、今度は西寺跡へ。

こちらも今では児童公園。真ん中に何やら小高い丘のようなものがあるので上ってみると…

ここにも西寺跡と書かれた石碑と礎石と思われる石が2つ転がっているだけ。見事に何もありません。

やはり近くにあった説明では、この丘が西寺の講堂の土壇だとか。言われてみれば東寺の講堂とほぼ同じぐらいの建物が建つ大きさです。御大師様が信仰を集めた東寺とは異なり、あくまで官寺として存在した西寺は朝廷の庇護が無くなると荒廃し、歴史から姿を消したとのこと。

ここで改めて現在の京都を見ると、平安京の朱雀大路から西側の右京に当たる部分は通り以外平安京の痕跡は残っていない、むしろ第二次大戦後に開発され住宅地となったところがほとんどです。調べてみると平安時代の最中の10世紀末頃には既に右京はほとんど衰退して貧しい人がまばらに住む場所になっていたとか。左京だけが都として栄えていたということで、現在の京都の状況を見るとなるほどと頷ける話です。

再び九条通に戻って九条七本松のバス停から202号系統のバスで丸太町七本松へ。ここには京都市生涯教育センター、京都アスニーという施設の中に、平安京創生館という平安京を復元した模型や各種資料を展示する施設があるのです。

中は撮影禁止なので写真はありませんが、見事に作られた平安京の1/1000の模型を前にボランティアのスタッフが懇切丁寧に解説をして下さるという素晴らしい施設です。

正直行く前はあまり観光ガイドにも載っていないし大きな博物館というわけでもないので期待していませんでしたが、実際行ってみるとさに非ず。非常に判りやすい展示と資料は一見の価値はあります。ここの事務所で売られているガイドブック「平安京講話」と「平安京図絵」は、平安京に興味がある方には非常におすすめな資料ですね。また行くと新たな発見がありそうなので通ってみたい場所となりました。

その後は釘抜地蔵尊や北野天満宮の市に寄った後、本日のメインイベントである妖怪電車に乗りに嵐電で嵐山へ。

何年か前から嵐電の夏の風物詩として、走るお化け屋敷として四条大宮と嵐山の間を貸切扱いで妖怪さんと一緒に電車に乗るという企画です。pdfのパンフレットがこれ

18:45の妖怪電車に乗るつもりで18時過ぎに嵐山に着いたら既に長蛇の列が。今回は一般の人も妖怪の格好で行くと運賃が通常200円のところを50円で乗れるということで、手作りの妖怪の格好をした人もたくさんいました。

車内に入るとブラックライトで実にムード満点。妖しいBGMも流れて演出が実に細かくて良い感じですw

時間になると妖怪さん達が乗り込んできて発車。京都嵯峨芸術大の学生さん達だそうですが実に本格的。車内の子供達は阿鼻叫喚。妖怪さん達も回りの大人達もノリまくって子供を怖がらせるもんだからえらいことにw 四条大宮に着くまでの約20分間、もの凄く楽しかったですw

今回うちらが乗った車両で一番面白かった妖怪さんはこの妖孤さん。被り物で無いぶん顔芸が凄かったですw 四条大宮駅では人間のお客さんに混じって並んで切符買う姿が実にシュールでしたw

その後四条大宮の居酒屋で一杯やって1日目は終了。2日目の分はまた明日にでもまとめます。

最後に1日目の分の写真をPicasaのアルバムにまとめましたのでよかったらご覧下さい。

20120825平安京遺構めぐりと妖怪電車

コメント(2) [コメントを投稿する]

_  [凄い人気でしたね。当方も四条大宮発、1本目の電車に乗ろうと急いでいきましたが、既に満員。先発の電車で嵐山まで行って1..]

_ 小春 [コメントありがとうございます。ちょうど同じ電車に乗られたのですね。 1本目の四条大宮発はたぶん混むだろうと予想して..]

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2012-08-29 [水] 京都2日目は叡山電車制覇

Last Update: 2012-08-29 21:24:47

_ [][カメラ・写真] 8/26日曜日は叡山電車で加茂川マコトちゃんを探せ!

土曜の嵐山電車の妖怪電車に続いて日曜は叡山電車の夏休み企画、えいでんでGo!Go!加茂川マコトちゃんをさがせ!に。

これは出町柳駅近くの出町商店街とのタイアップ企画で、出町商店街のマスコットガール、加茂川マコトちゃんが夏休み期間中、出町柳の駅長になったものの行方不明になってしまい、叡山電車の駅や出町商店街からヒントを探してマコトちゃんを探すというものです。叡電の1日乗車券と商店街の優待券が付いた「マコトきっぷ」1000円を出町柳駅で買って参加。それにしてもこの切符でかっ! 長さ30cmのでかでかとマコト駅長が描かれた切符を毎回運転士さんや駅で拡げて見せないといけないのは結構恥ずかしいものがありますw

最初のヒントは切符に書いてあります。ヒントで示される場所に行くと、マコトちゃんが残した暗号のカタカナ1文字と、次の場所に行くためのヒントをマコトちゃんの友達たちが教えてくれることに。

集めた6つの暗号を並び替えて出てきた場所がマコト駅長の居場所。それを応募券に書いて送るか出町柳駅の応募箱に投函すれば、記念にマコト駅長のステッカーがもらえます。

この企画は9/2まで続いているので実際に探した詳細は伏せておきます。

出町柳駅に入るとちょうど叡電の看板列車きらら号が到着。この電車、8/9から11/7までの間、雑誌「まんがタイムきらら」とのコラボ企画で、「まんがタイムきらら号」としてヘッドマークを付けて走っています。コラボの理由が「同じきららだから」というのも実に安直ですがw ヘッドマークはひだまりスケッチのゆのっちです。

きらら号は鞍馬貴船方面へ向かう観光客に人気で土日は超満員になるので今回はパス。先発の普通の電車で出発。

途中一乗寺で降りて沿線を歩いてみたり。ちょうど良い場所があったので撮影。

八瀬比叡山口と鞍馬まで叡電全線制覇して、戻る途中にまた修学院で降りて一乗寺方面へ。このあたりは有名なラーメン激戦区で、美味しい店がたくさんあるのですよ。

ということで前から行ってみたかった店、土曜の昼に四条烏丸の店で食べた天天有の本店へ。ここは昼間は別メニューの「ひるまや」として営業しています。せっかくなので特製つけめんで。でかくて厚いチャーシュー2枚の他に、付け汁にも角煮がゴロゴロ。実に肉肉しいw 美味しいですけど味は普通の天天有のラーメンのが好みですかね。

出町柳駅に戻ったら近くの出町商店街へ。相変わらず手作り感満載ですw。

ここでまた先月に買って来た酢でしめたろかTシャツとか買いたいと思ってたらお目当ての店は臨時休業とか。残念。

代わりに商店街の昆布屋さんで見つけたのがこれ。普通の酢昆布に一言添えただけですがw

せっかくなので下鴨神社に寄ってお参りを。糺の森から中はものすごく気持ちいい空間で、嵐山天龍寺のお庭と同じぐらいお気に入りの場所になりましたね。今度はまたみたらし食べに来よう。

そしていつものように最後は錦市場で買い物。今回も麩饅頭買いに行った麩嘉さんはお休み。鳥清さんで唐揚げと田中鶏卵さんで青海苔出汁巻を買って来ました。

どちらも絶品。これだけでも京都行った甲斐があるというものです。

この日の写真もPicasaアルバムにまとめてアップしましたので良かったらどうぞご覧下さい。

20120826叡山電車でマコトちゃん探し

次は秋に美味しいもの食べに行きたいですね。栗とか栗とか栗とかw

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