小春日和〜小春さん無節操日記
2006-03-31 [金] 松本蕎麦の旅その4〜ようやく松本(笑)
_ [旅][カメラ・写真]松本旅行1日目その5、ようやく松本(笑)
松本旅行記も5回目にしてようやく松本に到着です。
でも松本駅に着いたのが16:56。未だオフシーズンということもあって、ほとんどの観光施設は閉まってしまう時間です。とりあえず古い町並みがある中心部へ10分ほどのんびり歩きます。
街の真ん中を東西に流れる女鳥羽川。その北側、写真左手に…
露店から始まったというナワテ通りがあります。古い町並みを再現した遊歩道になっている商店街です。
道の両側に並んでいるお店は特に観光客向けと言うわけではなく、金物屋さんや八百屋さん、古本屋さんに衣料品店、なんと模型屋さんまであります(笑)
このナワテ通りのシンボルがカエルだそうで。あちこちにカエルのモニュメントやイラストがあります。
通りの中程には「カエル神社」なんてのまでありました(笑)
通りの北側には本物の神社もあります。立て札にあるように、四柱の神様を祀った「四柱神社」。せっかくなのでご挨拶とお参りしてきました。
こんな感じでのんびりぶらぶらするのにはもってこいの場所です。通りには歩きながら食べるのにも良い鯛焼きや焼き芋、クレープなどのお店もたくさんありますが、それは次の日のお楽しみということで…
_ [旅][食べ物]松本旅行1日目その6、蕎麦と温泉〜(笑)
さて、先のナワテ通りはとても気に入りましたが、実は目的地の近くを散策してたら見つけた所でして(笑)
で、本来の目的地はここ。ナワテ通りから女鳥羽川を挟んだ対岸にある、蔵造りの町並みの中町通り。ここの中程にある蕎麦屋さん、そば処 まつしたです。ここでこの日2回目の蕎麦です。
聞いてみるとうれしいことに十割蕎麦があるとのこと。さっそく1枚注文です。
突き出しの美味しい野沢菜漬とそば茶です。信州に来たと実感させてくれますねぇ。
そしてお待ちかねの十割蕎麦です。普通は二八蕎麦と言って、蕎麦粉8割につなぎの小麦粉2割で打つことが多いのですが、これは正真正銘蕎麦粉100%。まずは薬味を入れないつゆに少しだけ浸けて頂きます。
つなぎを入れない十割蕎麦は難しく、ボロボロになりやすいと聞きますが、この蕎麦は違いました。弾力のある細めの蕎麦を口の中に入れると、「ああ、これが蕎麦の香りなんだ」とあらためて認識させてくれます。美味いです。
半分ほど頂いたら薬味のネギとワサビを少しずつつゆに入れて食べてみます。薬味は絶対入れないなんて人も居ますが、美味い蕎麦は薬味に負けずにまた違う美味しさを感じさせてくれます。さすがに最初から薬味全部入れてしまうのは勿体ないとは思いますが(笑)
十割蕎麦に満足して腹ごなしにまた少し散策した後は、この日の宿の浅間温泉に向かいます。ちょうど近くの道を浅間温泉行きのバスが通っているので、それに乗って15分ほど。終点浅間温泉の1つ手前、「湯坂」で降りてちょっと歩くと、この日の宿、ウエストンホテルに到着です。
チェックインしたらまずは温泉へ。旅の汗を流して綺麗になってから、この日3回目の蕎麦を食べに外に出ます(笑)
3軒目の蕎麦屋は先程の湯坂バス停近くにある、手打そば あるぷす。中に入ると待合いにいかりや長介さんのサインがあったり、有名なお店のようです。
せっかくなので日本酒を熱燗で頼んで、天ざるの天ぷらを肴にちびちびと。天ぷらもとても美味しく、至福の時間が流れていきます(笑)
お酒が無くなったあたりで蕎麦を出してもらいます。一度こういうのやってみたかったんですよねー(笑) 蕎麦はお店の名前のアルプスを連想させる、澄み切った中に少し荘厳を感じるような、つるりとしてコシの強い蕎麦でした。これも美味しかったです。
至福のひとときを過ごした後はホテルに戻って撮った写真をノートPCに取り込んで整理。一段落したらまた温泉で暖まって… やっぱ旅って良いですね(笑)
それでは、2日目の旅行記はまた明日。