小春日和〜小春さん無節操日記
2008-09-07 [日] 遠出する気になれない気候
_ [各種工作] オーディオミキサーの回路
さて、先日完成したオーディオミキサーの回路についてまとめておきます。
先日も書きましたが、
babypowder.jp「オーディオミキサーを自作してみる その2:回路試作part.2」
自作オーディオの深みにはまる「自作オーディオミキサー 〜オペアンプ加算増幅器」
自作オーディオの深みにはまる「自作USB DAC 〜VICS USB Audio キット(PCM2704)〜」
を、大いに参考にさせて頂いてます。あらためて感謝です。
さて、今回の回路図は
上がオペアンプ用の±5Vを生成するための電源部。下がミキサー本体です。
使用部品はこんな感じ。かなりうろ覚えなので間違ってるかも(汗部品名 数量 購入店 備考 9V 三端子レギュレータ 7809 1 タケイムセン 5V 三端子レギュレータ 7805 1 タケイムセン -5V 三端子レギュレータ 7905 1 タケイムセン 三端子レギュレータ用ヒートシンク 3 タケイムセン アルミブロックタイプ 足付き チャージポンプIC LTC1144CN8 1 タケイムセン 100uF25V電解コンデンサ(耐熱105℃) 5 クニ産業 ELNA低インピーダンス品(RJJ?) 0.1uF50V積層セラミックコンデンサ 7 クニ産業 オペアンプ NJM2114D 3 タケイムセン 8pin DIP ICソケット 丸ピン 4 大須パーツ 10uF50V電解コンデンサ(オーディオ用) 6 クニ産業 ニチコン FG カーボン抵抗 20kΩ 1/2W 10 クニ産業 カーボン抵抗 10kΩ 1/2W 4 クニ産業 カーボン抵抗 1kΩ 1/2W 4 クニ産業 2連ボリューム 100kΩAカーブ 2 電化パーツ アルプス16型? ボリュームつまみ 2 電化パーツ ステレオミニジャック 2 マルカ電機 RCAジャック 2 マルカ電機 赤白各1個 タカチ電機 薄型アルミケース YM-65 1 マルカ電機 コントロールユニット用 タカチ電機 薄型アルミケース YM-100 1 マルカ電機 本体用 ユニバーサル基板 両面スルーホール 1 大須パーツ サンハヤト ガラエポ コネクタ AMP 5P 1 タケヤ電子 コネクタ AMP 8P 1 タケヤ電子
いろいろ試行錯誤しながらパーツ選んだり組んでいて、途中のメモとか一切無しなのでもう何が何だかw
あえて書くことといえば
・電源部チャージポンプIC、LTC1144の耐圧を低く間違えてたので、7809でいったん+9Vを作って入れている。
→車の+12V電源ならそのままぶち込んでも良かったかなと。入力電圧安定させるならこれで正解なのか。
・チャージポンプ用コンデンサ、OS-CONの容量大きいのが売ってなかったので、低インピーダンス品の茶色い電解コンデンサで代用。
→後で調べたら正解だったらしい。OSコンはボントンに売ってたけど後の祭りw
・オペアンプは、低ノイズ品のNJM2114DDを使うつもりだったけどタケイで売ってなかったので、通常品のNJM2114Dを使用。
→まあ気にならない程度の音が出てるからいいか(ぉぃ
・ボリュームはベビーパウダーさんの回路通り20kΩ使う予定が、2連のAカーブ品が10kと100kで間がなかったので100kを使用
→最初VR10k+固定10kで作ってみたら音が小さかったので100kに変更。ちょうど良い感じに。
といったところです。
これを1つのケースにまとめればもう少し早く出来てたのでしょうが、インパネの外に付ける部分をなるべく小さくしたくて、入力・操作部と本体に分けたのでえらい苦労することに…
特に今回失敗したのは、外に出る部分を最小限にしたくて、ミキサー回路の下の赤い囲み部分だけを外に出したこと。
これが1入力のL/R分なので、実際はもう1組出ています。これで2ユニットを結ぶ配線が多くなって煩雑になったのと、初段オペアンプの帰還部のみ外に出してコネクタ付けたので、ここで接触不良起こすとえらいことに(汗
今考えると、ミキサー回路の左半分を外に出しておけば、電源部&後段オペアンプとの間はステレオのオーディオケーブル1本と電源線だけで済んですっきりしたかと。まあ入力・操作部のケースは2連ボリュームでいっぱいなのでもっと大きくなったでしょうが。
実際のミキサー本体部の中を見ると、写真の右半分のそのまた左半分、つまり本体部の1/4が初段オペアンプなので、これを外に出すとちょうど今回のミキサー本体の半分の大きさの箱が2つになった感じでしょうか。
まあ反省点はいっぱいありますがそれなりのものが出来たのと、あちこち調べまくってかなり勉強になったので良しとしますか。