小春日和〜小春さん無節操日記
2008-09-06 [土] ようやく完成
_ [車][各種工作][PC・PDA] PSP車載スタンド取付
オーディオミキサーも完成して受け入れ準備が整った所で、いつまでも吸盤アームでカーステのパネルに貼り付けるのも使いにくいので、PSP用の車載スタンドを本格的に製作することに。
今回使ったのはこれ。
パワーサポート FIXスタンド for PSP-2000 GPS対応モデル(PGY-44)
パワーサポート製のFIXスタンド、PGY-44です。細かい所は公式サイト見て貰った方が判りやすいかも。
これを選んだ理由は、横方向のサポートが無い分コンパクトで、PSP載せないときにそれだけ邪魔にならないこと。あと、造りが鉄板とネジ止めなので改造しやすいというのがありますw 同じFIXスタンドのワンセグ対応のPGY-45にしなかったのは、ワンセグ使わないのと、上のサポート爪がちょうどGPSアンテナの基部を挟み込む幅なので、横方向のサポートが無くてもしっかり固定できるという理由です。PGY-45だと少し横にずれそうなので。
このスタンドをそのまま貼り付けられれば加工は要らないのですがそんな場所はないので、既存のモニターに共締めして上下に並ぶように付ける方法を考えてみました。そのためにスタンドを加工します。
このスタンドは平面に置いて使う前提なので、裏側のボールジョイントの位置が下の方にあります。今回は後で支えるので、ボールジョイントを上側にずらすため、取付ネジ穴を上側に2個増設します。元の穴が10mm間隔で作られているのでとても楽ですw
ボールジョイントを付けるとこんな感じ。基部の鉄板もネジ止めなので外しておきます。
基部の鉄板を外したジョイントに、既存モニターの取付部に固定するためのステーを取り付けます。近所のコーナンで探したら、エーモンのS734が寸法的にぴったりだったので購入。曲がった短辺部分の穴1個分を切り落として、曲げ角度を直角から120度ぐらいに拡げます。そして長辺側の先にジョイント部に付けるためのφ2.6の穴を3つ、元の皿ビスを使うので頭の分もザグって開けます。このあたりの加工はルーターに切断砥石、ドリルチャック、超硬バーを駆使すればそんなに時間はかかりません。特に超硬バーは一度使うと手放せない麻薬のような便利さがw
表から見るとこんな感じ。ステーの長さと角度は現物でよく検討してから決めないとドツボにはまるので注意。
さてここで車に取り付けようと思ったら、先回ホットボンドで付けたコントロールユニットが剥がれてるし。よく考えたら夏の車内は60℃以上とか平気で温度が上がるので、80℃程度で軟化するホットボンドでは剥がれて当たり前かとw 耐熱両面テープで貼り直しました。
ついでなのでインパネ開いて、ミキサー取付時に写真撮り忘れてた分をあらためて撮りました。写真の赤丸がミキサー本体で、シフトレバー取付部のサポート部に両面テープで貼り付けてあります。中で暴れてシフトレバーと干渉しないように。
PSPスタンドの方は、既存のモニター取付部のネジ1本に共締めするだけなので、あっという間に取付完了。この位置に付けるためにコンパクトなスタンドPGY-44が必須だったと。ホリあたりのPSP全幅サイズのだと、使わないときにかなり邪魔になりそうなw
PSPを装着してみるとこんな感じ。アンテナ部が若干既存モニタに被りますが、まあ問題ない範囲かと。GPS信号も問題なく受信できます。
カーステが隠れてますが、ボリューム操作などはステアリングリモコンからの赤外線を遮らないので問題なく使えます。カーステ本体パネルに触るときは、既存のモニターを車両前方側に倒すとPSPも一緒に跳ね上がるので、それほど不便無く使えるところがミソでしょうか。
元のPSPスタンドのボールジョイントも生かしているので、角度調整もそれなりに出来ます。自分的には大成功かなw