小春日和〜小春さん無節操日記
2008-02-17 [日] 福井は大雪
_ [旅]福井あわら温泉の旅1〜しらさぎで福井まで
今日の福井は雪が降ったり止んだり。鉄道もちょっと影響出ていたようなので、予定を変更して早めに帰ってきました。
というわけで今回のまとめでまずは昨日の分から。
福井行きで使った切符はこれ。北陸往復割引きっぷ。しらさぎの指定席で本来は通常期片道で5550円なのが往復9600円なので結構お得。名古屋-米原間は新幹線自由席も使えるので米原止まりのしらさぎもOK。
今回は関ヶ原での新幹線の遅れが心配だったので、行きは名古屋からしらさぎで。9:57名古屋発のしらさぎ5号で福井12:02着。2時間ちょっとで到着です。
福井に着くとホームの反対側には食パン電車が。とりあえずまだ走っているようで安心しましたw
_ [旅][食べ物]福井あわら温泉の旅2〜越前おろしそば
福井に着いたのがちょうどお昼時だったので、まずは昼御飯食べに。
福井名物といえば越前おろしそば。ネットで調べて電車で行きやすい美味しいそば屋さんを探して、新田塚の風りん亭本店へ。
新田塚まではえちぜん鉄道三国線で。今回はえちぜん鉄道乗りまくるのでお得な1日フリーきっぷを使います。土日祝日限定ですが全線1日乗り放題で800円はかなりお得かと。
半ドンで帰る中高生たちで混み合う三国線の電車で新田塚まで。現在のえちぜん鉄道の主力である6100系は、元は愛知環状鉄道で走っていた電車。愛知万博の頃に新型車に置き換えられてえちぜん鉄道に譲渡されたものです。塗色とかこっちの方が格好いいぞw
新田塚から場所うろ覚えで歩いたので少し迷いながらもなんとか風りん亭に。
店の前はちゃんと除雪してありますが行くまでは結構大変でしたw
せっかくなので辛味大根のおろしをかけたおろしそばと、辛味大根の汁を入れたつゆに付けて食べるおろししぼりそばの両方を楽しめる「ふた味そば」を頼んでみました。そばはコシがあるというよりは固めという感じでしたが、なかなか美味です。おろしの方が美味いかなと思いましたが、そば湯を頂いておろししぼりのつゆに入れるとこれがまた美味。「ふた味」を頼んで正解でしたね。雪の中迷いながら歩いた甲斐がありましたw
堪能した後は再び新田塚の駅まで歩いて、いったん福井方面に戻ります。
_ [旅][カメラ・写真]福井あわら温泉の旅3〜雪景色の写真を撮りに
美味しいそばを堪能した後は、せっかくなので以前から撮りたいと思っていた雪景色を撮りに。Googleマップの航空写真とかであらかじめあたりを付けていたえちぜん鉄道の勝山永平寺線へ。
新田塚から福井行きの電車で福井口まで。ここで三国線と分岐する勝山永平寺線の電車に乗り換えます。
あらかじめあたりを付けていた撮影ポイントを車窓から確認して、永平寺口からさらに勝山方面に行った越前野中で下車。
駅近くの踏切を渡ったところの道路脇から。写真は後でまとめてまたPicasaの方にでも上げます。
寒いので上下1本ずつ撮って30分程で撤収。このあたりも効率考えてベストな場所だったかとw
永平寺の方も行こうかと思いましたが、天候と時間を考えて断念。この日の宿のあわら温泉方面に戻ります。
_ [旅][カメラ・写真]福井あわら温泉の旅4〜時間が余ったので三国港まで
越前野中から福井行きに乗って福井口へ。そこから再び三国線に乗り換えてあわら温泉方面に向かいます。これだけ行ったり来たりで800円で済むフリーきっぷはお得だなあw
あわら温泉最寄りのあわら湯のまち駅は終点三国港駅から4つ手前。チェックインを17時にしていて微妙に時間が余ったので、せっかくなので終点の三国港まで行ってみました。
なんか凄く雪降ってきたし!
そのまま乗ってきた電車で折り返してあわら湯のまち駅まで。
_ [旅][食べ物]福井あわら温泉の旅5〜あわら温泉「米和」
そして16日土曜日の宿は、あわら温泉の「米和(こめわ)」。昔ながらの温泉旅館ですが、楽天トラベルなどネットで予約できて値段もそこそこ。1人でも歓迎というとてもありがたい宿です。温泉行きたいと思っても1人旅だとなかなか良いところ無いんですよねー。
建物は木造3階建てで、良く言えば歴史を感じさせるw建物でミステリアスな造りのところもありますがそれもご愛敬。サイトにある岩風呂は、冬場の寒い時期は入れないので注意。それでも
夜のこの料理と朝ご飯付いて土曜日泊で16800円はなかなか魅力的かと。
夜に近くの屋台村、湯けむり横丁とか行ってみようと思ってましたが、晩ご飯でおなかいっぱいだったので断念。雪も結構降ってたし。トマトのおでんとか気になるので、暖かくなったらまた行ってみたいところです。
_ [旅][食べ物][カメラ・写真]福井あわら温泉の旅6〜2日目、まずは天候様子見
とりあえず米和の朝ご飯。
朝からしっかりいただいてしまいました。美味なり。
ちょっとゆっくり目に9時半頃に出発。近くの浅野耕月堂でおみやげに「松の露」を買ってからあわら湯のまち駅へ。
ここから東尋坊へ行くか迷ったのですが、とりあえず天候様子見ということで、一旦写真撮りに三国駅へ。
三国駅から1駅歩いて戻って三国神社駅へ。
ここでちょっと天気が良くなってきたので、あわら湯のまち駅に戻ってバスで東尋坊へ向かうことに。
_ [旅][カメラ・写真]福井あわら温泉の旅7〜東尋坊は寒いっ!
あわら湯のまち駅まで戻ったのは、バスの時間がほどよく接続なのを覚えてたからw パターンダイヤだとこういうとき楽で良いなあ。
お昼前頃に東尋坊着。
つーかやたら寒い!
晴れたと思ったらまた雪が降ったり。風は冷たいし早々に退散。
土産物屋にはやたら猫がうろうろしてたり。土産物屋のおばちゃんが焼きイカあげてた。イカ大丈夫なんだ…
ここで昼ごはん食べようかと思ったけど、バスの時間とか見て福井に戻って食べることに。とりあえずバスで三国港駅まで行って再びえちぜん鉄道で福井まで戻ります。
_ [旅][食べ物]福井あわら温泉の旅8〜予定変更で早めに帰還
帰りは18:15のしらさぎ62号の指定を取ってたのですが、天気がかなり微妙だったので急遽予定変更して早めに帰ることに。
14時前に福井駅に着いて指定取り直したら14:13発のしらさぎ60号が取れました。
駅の今庄そばあたりで食べようかと思ってたらかなり混んでたので、あきらめて8番ラーメンへw
まさかここに来て北陸3大B級グルメの1つを食べることになろうとはw
そしてあわててお土産買い込んでしらさぎに乗車。心配していたほど天候の悪化もなく、米原で乗り換えた新幹線が5分ほど遅れたぐらいで無事に名古屋着。最後はちょっとあわただしかったですが、なかなか良い旅でした。また暖かくなったら行きたいなあ。
_ [旅][本・小説]福井あわら温泉の旅、番外〜えちぜん鉄道のアテンダントさん
今回の旅行で乗りまくったえちぜん鉄道ですが、乗っていてすごく印象に残ったのがアテンダントと呼ばれる女性乗務員さんです。
えちぜん鉄道は、以前は京福電気鉄道(京都の嵐山電車の会社。同じく京都の叡山電車も元は京福だったのが分かれた会社)の路線だったのが、2000年の12月と2001年の6月に相次いで正面衝突事故を起こして運行を停止。そのまま廃線かと思われたのを地域の足として必要ということで、第3セクターのえちぜん鉄道という会社を興して存続させたものです。
そして色々な知恵を出し合って乗客サービス向上の1つとして生まれたのがアテンダント。このあたりの事情は少し古いですがこの記事が詳しいですか。
まあ生まれた事情はともかくとして、このアテンダントさんたちの仕事ぶりが見ていてすごく気持ちがいいのです。
常に笑顔を絶やさず、細かい気配りを忘れない。足下の危ないお年寄りに手を貸したり、横着に出入口付近に固まる高校生たちを中に移動させたり。降りるときにかけてくれる一声も、決してマニュアル通りではない心のこもった言葉で。他所の鉄道でここまでのサービスはそうそう見られないですよ。彼女たちは本気でこの仕事が好きでやってるんだろうな、とか勝手に思ったり。まさかリアル「鉄道むすめ」の世界が目の前で見られるとはw
前に書店で表紙を見かけたことあったのですがスルーしてたっけ(汗 早速買って読んでみようか。
地方ローカル私鉄再生の1つの成功例として、他の鉄道事業者にも是非参考にして欲しいですね。