小春日和〜小春さん無節操日記
2007-02-18 [日] 少しでも戻ってくるなら…
_ [日記]確定申告
気が付いたら前の日記からまた1ヶ月以上経ってるし…
まあ最近は風邪が抜けなかったりでなかなかやりたいことも出来ませんが。
で、今回は確定申告を。
ここのところ医療費が結構かかってるので、昨年1年分計算したら約30万円にもなってました。
国税庁の確定申告特集で還付金の計算してみたら、2万円近く返ってくることがわかりました。これは出さない手はないぞと。
最初は先の特集ページでもやたら宣伝してるe-Taxe-Tax(イー・タックス)が面白そうなのでやってみようと思ってました。
これは税務署へ書類出しに行かなくても、ネット経由でデータを送信して、領収書などを郵送すれば良いとのことで、さっそく開始手続してみたのですが…
手続きを順に追っていくと、まず公的個人認証サービスに基づく電子証明書を利用する為に住基カードが必要だとのこと。住基カードはまあ今後こういうサービスが増えれば使う機会も増えるから作っても良いかとは思いましたが、土日は開いてない区役所の窓口に行かないといけないと…。まあこれぐらいは我慢するかと思ってたら…
今度は申告データを送る際に、電子証明をカードから読み取るカードリーダが必要だとのこと。それについて公的個人認証サービスのサイトなどで調べてみたら…
まあ、住基カードのシステムがいかに見切り発車でいい加減に導入されたかってのをまざまざと見せつけられましたねぇ。
だいたいが
・市町村レベルで導入しているカードの種類がバラバラ
・当然それに対応するカードリーダも多種多様
引っ越してカードが変わったら使えなくなるかも…
・カードリーダも他にほとんど使い道がないせいか
メーカーも全く力を入れていない
・従って特に安いモノはほとんど流通して無くて入手困難
もうアホかと。
かかる手間と投資を考えると、個人レベルでは全く導入するメリットは無いと言って過言ではないでしょうね。それを国税局のサイトではそんなことおくびにも出さずに、個人でもどうぞと大々的に宣伝してるんです。やるなら住基カードシステムを一から作り直すか、別の電子認証のシステムを導入しないと無理です。
結局開始手続したその日に廃止手続を出すハメに… なにやってんだか。
e-Taxなんか使わなくても、国税庁のサイトの確定申告書等作成コーナーはそれなりに良くできていて、サイトで必要な項目を埋めていけばPDFで提出書類を作ってくれます。これをプリンタで印刷して印鑑押せば、領収書なんかと一緒に税務署持って行くだけで確定申告は終了します。e-Taxよりよっぽど手間少ないじゃんw こっちをもっと宣伝しなさいよ。
ということで、今週と来週は日曜日でも税務署の窓口が開く日ということだったので、ちゃっちゃと出してきました。もっと混雑してるかと思ったら意外と空いてましたねぇ。だからもっと宣伝しなさい>国税庁